Futures made of virtual insanity

 今日読了したのは『仮想』の世界の話。


今でこそ仮想通貨はバブルが弾けちゃっていますが、20年以上前に『未来は仮想狂気だ』なんて歌っていたジャミロクワイ・・・すげぇ。

VRは脳をどう変えるか? 仮想現実の心理学


そんなジャミロクワイに負けず劣らず未来を見通せる経営者といえばFacebookのマークザッカーバーグ。


当時はまだ13名の社員が働く小さなチームで1円(1ドル?)の売り上げも無かったInstagramを10億ドルで買収し、今やその時価総額は100倍以上になっているらしい。


彼が現在進行形でリソースを注いでいるのがVR(仮想現実)だと噂には聞いていて興味はあったものの、実際に体験するまでには至っていない。
そんな中で読書メーターのタイムラインに流れてきた1冊『VRは脳をどう変えるか? 仮想現実の心理学』に興味をそそられ入手。面白かった。


著者はVRが人間心理に及ぼす影響に関する研究の第一人者。著者曰く、VRはインターネットやスマートフォンを凌駕するくらいの破壊的変革を今後数年でもたらすという。影響力の大きな新しいメディアに歯止めをかけることはできない。

小説が生まれた時、時の治世者は小説を禁止した。フィクションによって民の人間性や社会秩序が脅かされるのではないかと恐れたらしい。

後世の人にとっては笑い話に思える。

それに匹敵するような影響を人類に与える新たなメディアが今まさに広がろうとしている。

被験者の心拍数が急上昇し、へたり込んでしまうような経験をデザインできてしまうVR技術。私たちの生活にどういった恩恵をもたらすか、どういった懸念があるか、考えるヒントをくれる。
ザッカーバーグが何を仮想し、どんな現実がやってくるか少し垣間見えた気がする。

PS:映画ソーシャルネットワーク(原題:The Social Network)は私にとって特別な1本。超天才だって人間だよなと思うと救われる。何回救われたか・・・笑