正月休暇・最終日その1

読みかけの本を2冊、読破。
1冊目はライフネット生命・創業者の出口治明氏の著書。株の先輩のオススメ本。

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今まで世界史は興味がありつつ疎い分野でしたが、昨年、『お金の流れで分かる世界の歴史、富、経済、権力…はこう動いた』を読んで世界史のダイナミズムが面白いと感じ始めています。


圧倒的な歴史の知識を背景に色々な仮説を持って展開される出口氏の持論はとても面白い。教科書に出てきた用語でしかなかった人物名や出来事が自分のカラカラな脳みそにジュワッと吸収され、知識になった気がします。


面白かったのは

⑴ドイツ、フランス、イギリスの成り立ち 
⑵トゥルク系遊牧民の躍動 
⑶西高東低へ逆転していく分水嶺となった鄭和艦隊中止と決定打アヘン戦争のあたり。

そもそも知識がないので打ち砕かれるような西洋史観など持っていないつもりだったのですが、そんな私でも意外と強者の歴史が刷り込まれているんだなと気付かされた。

最後に、歴史に自分なりの仮説を持つべきだと学んだので、私なりの仮説を一つ。


昨年、熱力学の勉強をうっすらかじった私にとって、世界史は富の量、地理的要因、疫病などの複雑なファクターが絡むエネルギーの拡散(エントロピー増大)のような気がしてしまいます。人間の知能でこの方程式を表すには複雑すぎるでしょうが、本当に人知を超える処理能力を持つAIが生まれれば世界情勢の予測をしてくれるような時代になるのでは?


・・・なんて空想、いや妄想(笑)もできてしまうのが読書の醍醐味ですね