anti-Tokyo

武器としての書く技術

自分語り 就活編

有名ブロガーのイケダハヤトさんの2013年の著書『武器としての書く技術』を読了。

・ネット上で文章を書くコツ・ブログを収益化させる基本

が分かりやすく解説されていてためになった。本当にオススメ。

6年前の本なので当時と状況は変わっていて、本書の中では『イケハヤ書店』だったブログタイトルも現在は『まだ東京で消耗してるの?』に変遷している。
本書のキモは上記のテクニカルな部分より、5章の『書く技術はこんなにも人生を豊かにする』の部分。

なぜ私がこの『yuya工房』を始めたのか、言語化できていなかった気持ちを代弁してくれていた。

でも、他人の代弁に共感だけで終わるのはそろそろ卒業しようと思う。もう発信する側にいるのだから。
何が言いたいかと言うと、

結論:『yuya工房』を通じて自由な個人でありたい。

そんな考えに至った経緯について、またまた自分語りさせていただきたい。

話は私が大学3年の時に遡る。
当時の私は地元企業と東京の上場企業の内定を複数もらい、決断に悩んでいた。
相談に乗ってくれた同じ研究室の院生の先輩がこんな事を言い放った。
『田舎の会社に留まって小さくまとまるより、都会の大会社を目指してチャレンジする方が給料も良いし、いい人生だと思うぞ!俺は東京の一部上場企業を目指す』
その言葉に強烈な違和感を覚え、結局地元企業を選ぶきっかけになった。
当時の私には先輩に反論する能力も知見もなく、違和感の原因すら分かっていなかったが、今の私ならこう聞き返す。
『稼ぎたいなら、チャレンジしたいなら、なぜ東京なんですか?日本より稼げる、刺激的な国や都市は他にいっぱいありますけど?』

私が就職した会社は名の知れた大会社ではありませんが、地元の主幹産業に密接に関わり、地域経済には割と影響力がある会社です。

全国の優秀な人たちが集まってきてシノギを削らなければならない大会社よりも、自分の意見や能力が発揮できそうな規模の会社の方が成長できるのではないか?その方が自分らしい生き方だ。そう思ったのが決め手です。

・・・今考えるとクソ上から目線の嫌なヤツですが、それでも我ながらこの戦略はいい線だったと思う。

大卒というだけで経営層に意見具申を聞いてもらえるし、新規部署立ち上げメンバーに入れてもらえたり、充実度の高い仕事ができてる。日々の不満も無いことはないが現状の環境には概ね大満足。いい決断だったと思っている。

『花の都・大東京』そんな幻想は歌の中だけにしといた方が良い

大きな夢を持った若者はチャレンジするために『花の都・大東京』へ。
そんな幻想は歌の中だけにしといた方が良い。

本当に世界を変えるようなでっかいチャレンジがしたいなら、その舞台は東京より地方発である方が意義深い。クールだ。メディアが刷り込んでくる都会の価値観の中で生きてちゃツマラナイ。

首都圏の人口はざっくり4000万人。日本の3分の1は東京である。
能動的に都会に出ていく決断をしているつもりが、それって無自覚に土地に縛り付けられてるだけかもしれないってことにもっと気づくべき。特に地方の10代20代は東京に『吸い取られて』いる事を認識しておいた方が良い。
スマホ1つで世界と繋がれる時代。IT技術の発展の恩恵によって場所・ロケーションがもつ価値は落ちている。自分がどこにいるかは昔ほど重要ではなくなってきた。何をするか、そして誰と過ごしたいか?にもっとフォーカスしていい。

これから3月にかけての時期、地方の駅や空港は別れの光景で溢れかえる。
その日に至るまでの数週間の間にはもっとたくさんの別れがあったことは想像に難くない。
親と子、友人同士、恋人同士。
どちらも目にはいっぱいの涙を浮かべているあの人たちは残りの人生であと何回再開できるのだろう?

それは本当に夢追う若者が払わなければならない代償なのか?

それは本当に地方に暮らす人が背負わなければならない宿命なのか?

それは本当に自分の選択なのか?

させられた選択じゃないのか?

都会で生きていく事を選んでいる人たちに難癖をつけている訳ではない。

選択肢がいくつもある方が幸せなんじゃないか?それが豊かさなんじゃないか?
真に幸せな社会なんじゃないか?私、間違ったこと言ってますかねぇ?

私がブログを始めたワケ

人の選択についてどーこー言う前に、自分はどうなんだと言われそうだ。
私は今の会社で成果を出すことが引いては次の世代の選択肢を増やすことに繋がると信じている。でも、それだけじゃつまんない。プラスアルファで他のアプローチが無いのか、自分が本当に何をしたいのかを改めて考えていた。

選択肢の1つとしてブログでの発信にトライしてみることにした。書くことは好きだ。どこでも出来る。やってて楽しい。あわよくばお小遣いまで入るかもしれない。何よりも社会の歯車にならないため。うん。

これがyuya工房ブログに取り組もうと思った経緯である。

黒歴史は消さない

イケダハヤト流に波風立ちそうな持論を発信してみましたが、如何でしょうか?

都市部に住む人の気分を害するかもしれないことを書いて、それがブログを始めた理由に繋がるとか言っちゃって、突飛なようですが自分の中では本当に全部繋がっている話なのです。

なので『まだ東京で消耗してるの?』とあおるイケダハヤトさんにものすごく共感してしまった。もう一度、

結論:『yuya工房』を通じて自由な個人でありたい。


あぁ、言ってしまった。しかも2回言っちゃった。多分後から見て恥ずかしいやつだこれ。黒歴史確定

でもいいんだ!ぜーんぶやっちゃうんだ!
もし、この駄文を読んでいただいた方の中で、自分も文章で発信したいと思った方がいらっしゃるならこの本は指南書として超有用だ。ぜひ一度手にとってみて頂きたいです